ワンボイスNEO5期生~BELT4.5レッスン後記~
Oct 30, 2025 
    
  
みなさん、こんにちは!
NEOトレーナーのNanamiです。
7月から総勢18名の方が集まってスタートしたNEO5期生は劇団員・オペラ歌手・元歌手・アイドル・経営者、そして台湾・テキサス・NY在住の方などいろんなジャンル・住まいの方が参加してくれています。
5期生は10月からBELT4・PURE BELTに挑戦しているのですが、先日BELT4.5のレッスンが終了したので、その様子をレポートしていきたいと思います。
・ワンボイスNEOって?
・メンバーにはどんな人がいるの?
・実際のレッスンの様子は?
どんな内容なのか、
気になる最新情報をお届けしますね。

BELT4.5のレッスン内容
BELT1~BELT3まで、地声を鍛えてきた5期生ですが、このBELT4では鍛えた地声を強みにROCK感を極限まで習得していきます。
BELT1:地声を大きく解放
BELT2:地声をキープしたまま喉を大きく開けていく
BELT3:後ろに開ける力を鍛えてきた喉でロングトーンをする
この3ステップを踏んできた今だからこそ出せる声があります。それが「PURE BELT」
そして、この PURE BELTを出すために最も大切なことが声帯閉鎖です。BELT4.5では声帯を「締めることと閉じることの違い」について、Chico先生がいろんなテクニック・視点を使って解説してくれます。
【BELT4.5で登場するアカデミー動画のラインナップ】
・高音は押し出す代わりに引く!
・CryとWhiningの違い
・地声と息・みぞおちと鍵盤
・上アゴ発声法
・ティッシュエクササイズとガリガリ君
・口の形とジャンルの変化
中でも「ティッシュエクササイズ」は毎回生徒さん大感激のエクササイズです!ガリガリ君も本当にものすごい効果があります。ティッシュエクササイズでは、ティッシュを口の中に入れて行うエクササイズですが、入れ方にコツがあり、それをアカデミー動画で詳しく説明しています。「ティッシュを詰めるだけで声が変わるの?」と信じられないかと思いますが、もう本当に笑ってしまう程歌えるようになります。これは「ポジ歌詞」にも通じることなのですが、洋楽を歌う上では歌詞によって口の形を変え過ぎないということが凄く重要です。意外と皆さん口が大きく動いてしまうんですよね。
そして、声帯閉鎖力をこれでもか!!という程鍛えてくれるスケール練習も登場します。それがBELT4.75特別編です。
・地声が掴めない人
・張り上げが取れない
・声帯閉鎖の感覚が分からない人へ
Chico先生が開発してくださったスケール練習となります。
スケール練習
・Oi
・Yai
・Na
【↓アカデミー動画のChico先生解説より抜粋】
▶︎マインド面のブロック
もっとカッコよく歌いたい!
すごい歌を歌いたいから全力で頑張る!
憧れの歌手は超人的なすごいことをしているんだ!
歌を上手く歌いたいという思いが強いほど、この声帯閉鎖を入れる感覚(OiYaiエクササイズ)は習得できないでしょう。
歌を上手く歌うこととは、真逆の世界にあるのが、閉鎖の声。
これが圧倒的なベルティングボイスを持つ、世界的な有名歌手・歌姫の秘密です。
OiYaiエクササイズをしても「喉声だ!」「こんな声なはずがない!」と最初は疑うかもしれません。
でもこの声を使いこなすテクニックが、様々な高度な発声へと繋がります。
 ベルティングボイスには<笑い>のエネルギーが必要
ベルティングボイスには<笑い>のエネルギーが必要
Chico先生がレッスンをされる際によく生徒さんに言う言葉があります。それは、
「笑いながら歌ってみてー!爆笑してるときみたいに。すごく歌いやすいから!」
この一言で魔法のように生徒さんの歌声が変わります。
ベルティングボイスを習得しようとするベルター達は、真面目で頑張り屋さんが多いです。そうするとどうしても「適当」にすることが出来ずにだんだんとエネルギーが重くなり、声も同時に重くなっていきます。しかし、ベルティングボイスは喉の位置が低い訳でもエネルギーを重くする訳でもないのです。むしろその逆に正解の声があります。
この感覚はものすごく落とし穴となり、生徒さんは迷います。「だって、歌が上手いあの人の声は、私が憧れているあの人の声は、もっと太い声に聞こえる」と。
こういった思い込みをそぎ落としていく為にChico先生は言います。
「もっともーーーーっとテキトーーにやってごらん!!笑ってる時みたいなエネルギーだよ!」と。
これは発声だけでなく、私生活にも使える技です。
「辛い、、、苦しい、、、」と愚痴や不満が多い人に対して同調するのではなく、爆笑して意識を変えてあげる。
Chico先生を見ているといつもこうして笑ってくれるんですよね。
自分の世界の中ではもの凄く大きい出来事に思えて「もう私なんてダメだ・・」と思い悩んでいることもChico先生が爆笑しながら聞いてくださると自然と「あれ?なんかそんな大袈裟なことじゃなかった気がする・・」と前を向くことができるようになるんです。
ベルトとは歌声でこういう変化を人に与えることができる声ですよね。
BELT4まで進んで、まだ喉だけで頑張ろうとして喉を酷使している人は、「自分は変えたくないけど声は変えたい人」が多いそう。
そうではなくて、自分が苦しいならその方法を手放して軽くなることが必要だと喉が教えてくれているのかもしれません。
以下の言葉は先日Chico先生から聞いて本当に耳が痛かったのですが、ぜひ皆さんにシェアしたいと思います!私もなりきり力はまだまだ全然足りていないと痛感していますが、皆さんもコツコツ頑張っていきましょう!
<なりきることが出来ないとずっと自分のままでいるから歌えない。なりきることで目の焦点が変わって喉が緩む。やっぱりなりきって歌うって大事なんだよ>
<歌手というテイで来てくれないと歌手みたいなことは出来ない。一般人のまま上手くなろうとしてもそれは無理なこと。一般人でも上手い人はなりきっているからね。>
 
ワンボイスNEO5期生レッスンの様子をお届け!
ティッシュを詰めて歌ってみることで、今まで苦手だった”い”のロングトーンがすごく簡単に出せた!|Nさん(ミュージカル俳優)
▶︎悩み
喉上げが難しすぎて、なかなか喉が上げられない!Cからどうしても裏声に抜けてしまうんです!どの感覚でやったらいいのか全然わからなくて…と、珍しく苦戦してる様子でした。
確認したところ、みぞおちが動いておらず、喉だけが上がろうとしてる響きでした。あとは、上からと下からのがっちゃんこするイメージはすごく掴みやすかったようです。うまくいかない時は上の蓋が浮いてるような感じだったみたいです。内側から感情が持ち上がってる動きがもっと欲しいなと感じました。
▶︎スケール確認
OiYaiNa…響きがとっちらからない、ぐっと止めている感覚は上手に掴めていました。Yaiも最初は鼻にかかっていましたが、すぐに後ろにクリンとひっくり返せていて「Yaiはやりやすい!」とのことです。もっと爽やかに、とか不貞腐れでと伝えると、一瞬で後ろに響きが移動したりと、やっぱりそのキャラクターや感情になりきるというのは、変化や成功を生むまでが本当に早いなと感じます。
▶︎課題曲(The Mad Hatter)
ティッシュを詰めて歌ってみることで、今まで苦手だった”い”のロングトーンがすごく簡単に出せた!と喜んでいました。
まだまだ口が縦に開きやすく、ロック感がもっと欲しいところです。話を聞く中で、「今まであまり反抗的な感情とかが自分の中にあまりなくて、初めてそういう感情と向き合ってます」と、Nさんにとって試練の時のようです。外側だけで上げるんじゃなくて、内側から感情を持ち上げるってことが大事なんですね、、となかなか持ち上げられない現実や難しさを噛み締めている様子でした。
 今まで口が動きまくってた癖が、ティッシュを口に入れることで出来なくなるから、ポジションに左右されない感覚が掴みやすい!空間ができると歌いやすい!|Hさん(シンガー)
今まで口が動きまくってた癖が、ティッシュを口に入れることで出来なくなるから、ポジションに左右されない感覚が掴みやすい!空間ができると歌いやすい!|Hさん(シンガー)
▶︎スケール確認
閉鎖力を上げていきたいね、という話からスライドオープンハミングをまず確認しました。少し軽さを感じて、調整したところ「やっぱり楽な方を選んでました」とのことで、感覚を取り戻せました。
喉上げスケール…自分ではちゃんとやれてるつもりでも、いざ動画で自分の姿を観てみたらいかに顔で声を作ろうとしてることに驚いた。目線もキョロキョロしててビックリ!
GI3音で、換声点になると上がりきれないので鳩尾も喉と一緒に持ち上げる・妖怪みたいな声でやってみて?と言ったら一気に良くなりました!みぞおちも喉と一緒に上げるイメージだよと伝えたら「あー今みぞおち皆無でした!」と清々しく申告してくれて、二人で爆笑でした。
OiYaiNa…どれも上手です!喉上げの効果もすごく感じられました。
▶︎課題曲
「今まで口が動きまくってた癖が、ティッシュを口に入れることで出来なくなるから、ポジションに左右されない感覚が掴みやすい!空間ができると歌いやすい!」とティッシュエクサは好感触でした!歌詞をYaiに変えてやってみたのですが、閉鎖が入るようになったのでだいぶ地声のグリップは強くなったと思います。そんなに変な力を感じず、パッと出せた感じ。「ティッシュ・ガリガリ君・上アゴ発声法をやることで、お腹はしんどいけど喉周りはすごく楽になった!毎回ティッシュ詰めて歌います!」と喜んでいました!響きもだんだん強くなってきて、すごく成長を感じました!
今は歌える!すごい!やりたいことができるようになってきてる!|Aさん(趣味)
「最近歌っていて、めまいがする。叫ばないと出ないって思ってるせいか、頑張りすぎる。息出しすぎてる感覚があります。」という悩みがあるAさん。
GI、GEスケール:Dまではしっかり上がっていけるようになり、喉に力みなくしっかり地声で上がっていけます。パイプが細くなる部分をしっかり体から発声するように!と伝えると、みぞおちにグッと力が入るけど、高音が楽にでます!と嬉しそうでした。
昔は、THE 裏声MIXな感じで歌っていて、NEOコース始めてから、みぞおちで歌える意識になって、裏声MIXの声も変わってきた。4月頃はまだ、地声で歌うのがむり!裏声になっちゃうか、イベント本番でも声は出るけど、ぶわー!って張り上げてはちゃめちゃになって終わる感じだったのに、今は歌える!すごい!やりたいことができるようになってきてる!(地声でエネルギッシュに歌う事)と、BELT4でこれまでの効果をとても感じている様子でした。
 ワンボイスNEOは僧侶がやってる修行のようで本当にすごいコースです。|Yさん(趣味)
ワンボイスNEOは僧侶がやってる修行のようで本当にすごいコースです。|Yさん(趣味)
Chico先生のメッセージから、改めてなりきるのが大事だと思ったそうです。
「瞑想、神事なども今までやったことがあるけど、ワンボイスNEOは僧侶がやってる修行のようで本当にすごいコースです。自分自身の肉体を高めていって、神様と繋がるんだということが歌うことなんですね。課題投稿では今まで自分を撮影して見たことがなかったし、色んな年代の方の悩みとか詰まってるところなどが見えてきます。」
と、NEO全体を通していろんなことを感じ取っているYさん。
高音は押し出す代わりに引く、にヒットしたそうです。パワーは出すけど冷静さも少し必要なんだと思ったそう。
課題投稿で歌ったときに半音低いかドスが効いてる感じがしたけど大丈夫ですか?→このフェーズではロックだからドスが効いてて大丈夫、次が子供の声を練習していくのでバランスが取れていきますよと伝えたら「改めて素晴らしいコースですね!」と感動してました。このコースで声を習得していくと人生も変わりますね、とのこと。
オープンハミング:息止めをしていくとこめかみに力が入って辛いとのことで、みぞおちで止めていくと、全然平気でした。
喉上げ:GIで詰まる感じがあり、スライドで練習しました。次のフェーズでもここを練習していくので、引き続き練習していきましょう。
OIYAINA:Yaiはアで吠える感じがするので、爽やかにひっくり返すを大切にしましょうと伝えました。
課題曲:ティッシュはすごい!大感動!ドスが効いた感じから軽くなって、全く引っかかりがなくなった!と大喜びでした。Aメロもティッシュで歌ったら、声の出し方も変わり、本当に驚きでした。
まとめ
ティッシュエクササイズの効果をとても感じている様子がレッスンから見えてきますよね。私も初めてティッシュエクササイズをやった時は笑ってしまうくらいの衝撃で「歌うときいつもティッシュを詰めていたい!!」ととても思いました。本当に新感覚だと思います。皆さん、ティッシュを入れていない時でもティッシュが入っている時のように空間を感じられるよう、訓練していきましょう!
今後もワンボイスNEO5期生の様々な情報を定期的にご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
ワンボイスNEOコースについて気になっている方は、下のボタンから登録して無料動画講座を受け取ってくださいね。
https://www.rebeltingacademy.com/3steps
さらに詳しく、ワンボイスNEOのメンバーが成果を出す秘訣が公開されています。
Chico先生のMVはこちら
 https://youtu.be/jwri7HOfISg?si=ONQy9aFzHmPRuSGa
Nanamiのオンラインレッスン予約はこちら
https://www.rebeltingacademy.com/offers/KQzR8ckK/checkout
この記事を書いた人
____________
NEOトレーナーNanami

「歌を楽しめる場所」をモットーに
東京対面・オンラインレッスン、
NEO・マスターコースを担当しています。
趣味はキックボクシング
一緒にベルトしてスカッとしましょう!
レッスンご予約はこちらから
https://www.rebeltingacademy.com/offers/KQzR8ckK/checkout
____________ 
 
    
  
 
    
  
  
     
    
  
  
     
    
       
    
       
    
  
  