ミュージカル俳優のための基礎発声〜REBELTINGで手に入れる世界基準の発声力 第1回 滑舌編 ~

Dec 25, 2025

こんにちは。REBELTING ACADEMY NEOトレーナーのKahoriです。

れから8回に渡って、ミュージカルを志す方や現役で活動されている方に向けて、記事をお送りします!

ミュージカルで行われているトレーニングを通して

REBELTINGがどんなことに役に立つのか
・どのように歌えるようになるのか

をご紹介していきますので、少しでもお役に立てたら嬉しいです!

私はこれまで、ミュージカル俳優として、劇団四季やさまざまな舞台作品に出演する経験をさせていただきました。
また、かつてはNYへ留学し、ボイストレーニングを受けたり、数多くのブロードウェイ作品を現地で観劇して、自分なりに学びを深めてきました。
あの海外の舞台で感じる、客席全体を包み込むようなパワーと自由さを、自分も身につけたい、と強く思っていました。

でも、ずっと
「なんで自分は、海外の俳優のような地声の響きで歌えないんだろう?」
と何十年も悩んできました。

私の求めていた声は、「BELTING」という声だということに気付き、インターネットを検索していくと、REBELTINGにたどり着きました。

最初はChico先生の圧倒的な歌唱力、声の響き、ただならぬオーラに心を掴まれ、「この先生こそが真実だ!」という直感を信じて、REBELTINGで一から学び直すことを決意しました。

そして、何十年も悩みこじらせていた私が、たった一回のレッスンで喚声点を克服することが出来ました。
さらに、NEOコース1年+マスターコース半年の1年半で、自分の想像もできないほどの歌唱レベルの世界へと連れて行ってもらえました。

 

今では、

「あの時の直感を信じて良かった」
「まさにこれを求めていた!ここに全てがある!」と思います。

もしかしたら、いまこのブログを読んでる方の中にも、私と同じように長年発声に悩んできた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、私のように何十年も悩み続ける必要はありません。

REBELTING ACADEMYのメソッドは、日本人が世界基準で歌える声を育てるものです。
それは、Chico先生が長年に渡って多くの研究と実践を重ね、多くの声と真摯に向き合い磨き上げられたメソッドだからこそです。

それでは、ミュージカルにとって必修科目とも言えるテーマからお話していきます。
 第1回は「滑舌編」です。 


▪️ミュージカルの滑舌

ミュージカルを習う際にまず初めに習うことといえば「滑舌」というくらいポピュラーではないでしょうか。
ミュージカルでは、会話劇の中でストーリーが進んでいきます。そこから感情が盛り上がっていくと歌へと繋がって華やかなステージが繰り広げられていきます。


そんな時に、ゴニョゴニョして何を言ってるのかわからなかったら、全くストーリーを理解することはできません。お客様に正確にストーリーを伝えるためには滑舌はものすごく大切です。

私も初めて演劇を習った時は「あいうえお・いうえおあ・うえおあい・えおあいう・おあいうえ」あ行から始まり、か行〜さ行と50音を全てをきれいに発声する練習や早口言葉の練習などをたくさんしました。

また、私がかつて所属していた劇団の稽古場でも、発声と滑舌に直結するトレーニングが毎日行われていました。

・台詞や歌詞を母音だけに置き換えて発声し、響きの核を鍛える
・母音や子音ごとに口の形をはっきりと変えて、発音を明瞭にする
・腹背筋強化:長時間の公演でも滑舌が崩れないよう体の支えを作る

こうした日々の鍛錬によって、ミュージカルの舞台では全ての言葉が粒立って鮮明に届けることができます。それは、美しい日本語を届け、作品のメッセージ性を正確に観客に伝えるという理念から生み出されたトレーニングです。

ミュージカルだけでなく演劇、ボイストレーニングに通ったことがある方も、一度は滑舌について学んだことがある方が多いと思います。


▪️REBELTINGのトレーニング

初めに、リベルティングではどのようなトレーニングを行っているのかご紹介していきます。
まずは、べルティングに大切な「3つの力」です。

・OPEN:喉を後ろに開ける力
・CLOSE:声帯を閉じる力
・POWER:高音を支える力

とてもシンプルに言ってますが、最初のBELTからMIXまでこの3つの力がずーーーっと大切です。
またこの3つの力を鍛えるために様々なエクササイズがあります。

 

♦︎エクササイズ:喉の筋トレシリーズ 3種

・リップトリル
・オープンハミング
・COWエクササイズ

リップトリルは良く知られてるエクササイズですが、REBELTINGでは喉を後ろに開けていくコツや響きの角度などを入れて練習します。

オープンハミングは、個人的には「ここに始まりここに終わる」と思うほど、大事なエクササイズです。声帯閉鎖を鍛えるのに最強で、瞬時に声が出しやすくなることもあります。

COWエクササイズはOPEN、CLOSE、POWERを同時に鍛えられるエクササイズです。多少声がガラガラしていても、ツルツルになるので「声の消しゴム」とも呼ばれています。
この喉の筋トレシリーズが宝物です、という生徒さんもたくさんいます!

 

♦︎丹田エクササイズ

ベルティング発声を行うためには、喉のパイプをしっかり開けて丹田とつながることが大切です。太く安定感のある声を鍛えることで、体全体を使って発声していきます。

 


▪️基礎トレーニングの重要性

これらの基礎トレーニングを積み重ねることで、喉を後ろにしっかりと開き、まるで楽器のように柔軟に使えるようになります。声帯の筋肉も鍛えられ、力まずとも声が響く“発声しやすい喉”が手に入ります。

実際に、声帯結節や発声障害が改善し、手術を回避できたケースもあり、「奇跡のトレーニング」と呼ばれることもあります。  

このぶれない喉のポジションができれば、ミュージカルの現場で行われる日々の高度なトレーニングにも、無駄な力みなく挑むことができます。
滑舌のトレーニングは、正しく行えば声を一段上のレベルへ引き上げる素晴らしいメソッドですが、喉に力みが残ったまま取り組むと、かえって声の自由を奪ってしまうこともあるのです。

この喉の開け方や響きの作り方、丹田を使った声の支えは、NEOコースの1番初めのBELT1で習う項目です。

ベルティング入門講座でも少し紹介してる内容なので、こちらもチェックしてくださいね!

 

◉ベルティング入門講座URL
https://www.rebeltingacademy.com/3steps

 

◉Kahoriによる15分無料カウンセリング
https://calendly.com/rebelting/free
ミュージカル志望の方や声に関すること、NEOコースについてなど気軽にどうぞ!

 


この記事を書いた人

NEOトレーナーKahori

プロフィール
ミュージカル女優として、劇団四季をはじめとする舞台で数多くの経験を持つ。主な出演作品は『ライオンキング』『アスペクツ・オブ・ラブ』『ジョン万次郎の夢』など。声の表現力を追求する中でNY留学をするも、発声の課題は解決できず、その後Chico先生の歌声と教えに感銘を受け、REBELTING ACADEMYでの学びを本格的に開始する。

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