ワンボイスNEO4期生~半期復習レッスン後記後半~
Jun 29, 2025みなさん、こんにちは!
NEOトレーナーのNanamiです!
世界基準の発声をマスターするワンボイスNEO4期生の皆さんは、6月からこの半年間で学んできたBELT1~5までの復習期間へ突入しました。
この半年間、NEO4期生の皆さんが習得してきた道のりはこちら!
✅1月・BELT1 地声の解放
✅2月・BELT2 喉を開けて高音の力みを排除
✅3月・BELT3 高音ロングトーン
✅4月・BELT4 ROCKスターでPURE BELT
✅5月・BELT5 コンパクトベルトで3歳になる
たった半年で長年悩んできた喉の力みを克服し、地声を圧縮して小さい声でも高音まで裏声にひっくり返らずに歌えるレベルに達しました。
今回の記事では、
最新のレッスンについて各生徒さんにフォーカスしてレポートします!
・ワンボイスNEOって?
・メンバーにはどんな人がいるの?
・実際のレッスンの様子は?
どんな内容なのか、
気になる最新情報をお届けしますね。
先日、Chico先生の帰国イベント「REBELTING祭り2days」が開催され、ワークショップとBOOTCAMPといった特別な機会を経た今だからこそ、それぞれの変化はより深く、より鮮やかに現れています。ぜひご注目ください!
6月21・22日に開催されたChico先生のワークショップとBOOTCAMP
今回はベルティングボイスを習得する秘訣
「ZEROポイント」
「背中合わせの法則」
2つの新しいメソッドが誕生したBOOTCAMPでした。参加できた方はラッキーでしたね!先日のブログで生徒さんからの感想を紹介させて頂きましたが、今回のBOOTCAMPで新しい境地に行けた人がたくさんいました。
BOOTCAMP後のレッスンだったので、これまでと比べてまた一段階成長した4期生の様子が見れると思います!
生徒さんそれぞれのレッスンの様子をお届け!
美しく「自分の声」で生きるという選択|Yさん(シンガー)
かつてはマライア・キャリーのように歌いたいという想いに突き動かされていたYさん。しかし今は、「誰かのような声」ではなく「自分の声が美しく出せること」へと目標が変わり始めています。
喉の不調を経て、「カラーシング」というアプリで40分間歌えるほどの回復と安定を得た彼女。課題曲「Circles」では、美しくまとまっていたBELT4の仕上がりから一歩踏み出し、ロックらしい“汚し”や“圧縮”のニュアンスに挑戦しました。
「こんなに汗をかくくらい圧縮するの!?でも気持ちいい!」と、その感覚の違いに感動を覚えていました。BOOTCAMPも参加してくれましたが、その際に仲間の姿に感銘を受け、「この場にいられることが本当にありがたい」と語る姿が印象的でした。
“笑顔”をほどくところから始まった発見|Mさん(有名劇団員)
喉が枯れていても裏声が出るようになった、という感動を語ってくれたMさん。REBELTINGの成果を自らの体でしっかりと感じ取っていました。
課題は、Yaiでの口の開けすぎや鼻へのかかり。チューニングとキャラクター感の擦り合わせを丁寧に行い、課題曲のミュージカル版「Let it go」ラスト「Anyway」というフレーズでは驚くほどクリアに歌い上げることができました。
印象的だったのは、笑顔に関する発言。「笑顔が難しい、頬を引っ張ればなんとか…」という言葉に、こちらが思わず「そんなにいっぱい考えて笑ってるの!?」と返したほど。声だけでなく、自分自身の感情表現も含めてほぐれていく様子が見て取れました。
声を出す場所が、“自分”を取り戻す場所になった|Kさん
家族の介護や混乱の中で、Kさんは静かに、しかし力強く声に向き合っています。母親のモラハラや、家庭内での複雑な事情。コンサルから「接客向きの声じゃない」と言われたことで、自信を揺さぶられるような経験もありました。
それでも、毎晩1〜2時間、声を出し続けている彼女。スケール練習では「できている」と話していたものの、実際にはコピーの精度に甘さが残っており、「全然できていない」と、しっかり伝えました。
課題曲「恋する瞳は美しい」では、高音での苦しさや力みが課題に。丹田や後ろ側の使い方を取り入れながら、エネルギーの通り道を太く広げていくアプローチで、確かな改善が見られました。「喉が詰まる感じがなくなった」「お腹が硬くなる」など、身体感覚への気づきが深まり、未来への布石を感じました。
変わりたいという思いに、体が応えはじめた|Aさん(有名劇団員)
BOOTCAMPでの感動が冷めやらぬ中、Aさんは自分の心の在り方とじっくり向き合っていました。
「安心・安全を見つけたい」「頑固に見られたくない」といった、これまでの自分に対するもどかしさ。Chico先生の「心をほどく」という言葉が、まさにその心を包み込んだようでした。
スケール練習では見違えるような進化があり、喉カッターも適切に反応。課題曲「Defying Gravity」では、喉で無理していた発声から、みぞおちを中心とした圧へと移行。「ここまでギュウってするんですね!」と驚きを交えながらも、明らかに体が楽になった様子でした。
「セリフの発声のクセが歌にも出ていた」と自身で気づく場面もあり、体と心の連携が整い始めている今、その変化のスピードは確実に加速しています。
声が出る“通路”を開けるために|Sさん(趣味)
Sさんは、課題曲のShallowを歌う中で「鼻にかかる」「声が小さい」「エネルギーが出し切れない」といった課題に向き合っていました。
丹田の感覚を繰り返し丁寧に練習し、体の後ろ側へ声を流すようなイメージの定着を図りました。サビでは、太ももから声が出るような感覚まであと一歩、というところまで来ています。
ただし、まだパイプは細く、エネルギーの解放が足りない印象も。「考えすぎると微妙になる」という自身の課題を越え、“体で感じて、体で表現する”ことを今後はより深く落とし込んでいく必要があります。
ZEROポイントを探す旅へ──声と心を地につける|Mさん(シンガー)
BBCの喉疲れも徐々に回復してきたMさん。この日、取り組んだのは「声の浮遊感」をいかに地に足のついたものへと変えていくか、ということ。
スケールではNEYに爽やかさを加えるだけで音色が一変し、MENでは「お腹だけに意識を向ける」ことで、無駄な力みが抜けてきました。「上手くいく時は何も考えていない」という本人の言葉どおり、意識がシンプルになるほど声は整っていきます。
課題曲「Defying Gravity」では、大サビになると徐々にバテてきて、声がひっくり返ることがありました。これは、声のエネルギーが上半身でぶつかってしまっているから。がっちゃんこが「太もも」ではなく「胸や首」で起きている状態でした。そこで、上方向と下方向のエネルギーが拮抗する「ZEROポイント」を見つけていく練習を丁寧に行いました。
「エルファバが空を飛ぶシーンを思い浮かべると、気持ちも浮いてきてしまう」と語る彼女に、「でも視線は下を向いてるよね?そこにZEROがあるはず」と伝えると、表情が一変。ラストの“Ah〜”もヌメっとしたパワフルな仕上がりになり、「やっぱヌメっと感なんだ〜」と再確認する姿が印象的でした。
「下手くそチャレンジ」がくれた解放と自信|Kさん(有名劇団員)
舞台中の事故や心労を乗り越えてレッスンに臨んでいたKさん。「BOOT CAMPに行きたかった!」という悔しさの中で、自分を縛っていた「ちゃんとしなきゃ!」という意識を、下手くそチャレンジによって手放すことができたと話してくれました。
「喉に来てもいい、裏返ってもいい」と許可を出した瞬間に、「あれ?裏返らなかった」という成功体験が得られたことが、彼のマインドセットを大きく変えたようです。朝の練習でも“あえて下手くそに”をルーティンにしているとのこと。
BELTの再確認では、パイプをしっかり通すことを意識。ロングトーンの安定感は抜群で、「口横だと安定する」という発見には、本人も「やっぱ横かぁ〜!」と喜びのリアクション。鬼コンパクトベルトを自ら命名し、意欲的に取り組む様子が印象的でした。
一方で「今の声でクラシックとどう向き合っていくか」という新たな悩みも。ノートルダムの鐘を久しぶりに歌いながら、「音楽やキャラに引っ張られて、自分の声じゃない感じになる時がある」と感じているようです。
「REBELTINGは、自分を浄化するような、自分メンタルクリニックみたいな場所」と語るその言葉どおり、テクニックと精神の両輪で彼の進化は続いています。
「心の声」がまだ響かない理由|Hさん(趣味)
BELTの見直しを徹底的に行っているHさん。本人はできているつもりでも、実際には喉周りに力が集中し、音がキンキンするという状態が続いています。
一緒に声を出してみると、こちらの喉も思わず火を噴き出しそうなほど…。体の中の通り道を開けず、無理に押し出している様子が如実に現れていました。
そんな中、Chico先生のウェビナーでのクイズに「キンキン声の解消方法は?」という質問が出た時、彼女の答えは「心の声」。それに一瞬、衝撃が走りました。
「まだ根本的に理解が届いていない」。そんな事実に気づいた今、喉を開け、パイプを鍛えるという一歩を、本気で積み重ねるタイミングに入ってきています。
頭痛と歌声、そのバランスを探して|Sさん(趣味)
体調がすぐれず、レッスンに参加するのもやっと…という状況が続いていたSさん。それでも、一歩ずつ、一段ずつ、喉が上がってきています。
「コンパクトベルトってこういう声ですよね?」と出した声は、まだアニメ声寄りでしたが、確実に前進しています。ただ、歌うと頭に響いて頭痛がしてしまうという問題を抱えており、Yaiなど後ろに響きを持っていくと痛みが軽減するとのこと。
レッスンでは、高音時に喉が下がりきらず、到達しないという課題に向けて、急ピッチで喉上げトレーニングを行いました。
彼女は言葉で理解するよりも、目で見て・耳で感じて学ぶタイプ。だからこそ、こちらも体を使って伝えていく必要があります。一緒に声を出し、響かせ、示すこと。その繰り返しの中で、きっとまた一段、次のステージに上がっていくことでしょう。
まとめ
ワンボイスNEOコース4期生の皆さんは丁度コースの半分まで駒を進めてきました。まだ発声マスターまでの道のりは遠く感じる方がほとんどだと思いますが、6月の復習期間で得た気付きはとても大きいものだったのではないでしょうか?いよいよ7月からはMIXボイスの領域に入ります。心して新しいフェーズへ進んでいきましょう!
今後もワンボイスNEO4期生の様々な情報を定期的にご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。
ワンボイスNEOコースについて気になっている方は、下のボタンから登録して無料動画講座を受け取ってくださいね。
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さらに詳しく、ワンボイスNEOのメンバーが成果を出す秘訣が公開されています。
Chico先生のMVはこちら
https://youtu.be/jwri7HOfISg?si=ONQy9aFzHmPRuSGa
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リベルティングアカデミー大阪校については、こちらをご確認ください。
https://www.instagram.com/ayaco_rebelting?igsh=a3Jka3RydzRoNzVw
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この記事を書いた人
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NEOトレーナーNanami
「歌を楽しめる場所を」をモットーに
初級・中級レベルの方に向けて東京対面
レッスンやワンボイスNEOを担当しています。
趣味はキックボクシング
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