心の声って美しい！大阪リベトレレポート

ボイストレーニングリベトレ Apr 13, 2024

こんにちは！REBELTING ACADEMY大阪校代表トレーナーのAyacoです！

大阪校でのワンボイイスNEOコースや単発レッスンをはじめ、4月から始まったリベトレのクラスを担当しています。

早くも今日、2回目のクラスの日でした！

今日も本当に楽しくてあっという間の90分！さっそくその様子をシェアしたいと思います！

リベトレとは？

”私は声からキレイに生まれ変わる！！”をコンセプトに、声(強い枯れない喉）・身体(ベルティングに必要な体幹)、心の声(表現力)を鍛えていく歌手のための喉の筋トレクラス！それがリベトレです。

リベトレの90分のクラスでは大きく3つのテーマに沿ってカリキュラムが組まれています。

1、負荷をかけた喉の筋トレ

2、ベルティングに必要な体幹を鍛える

3、テクニックではない心の声を使った歌唱でカリスマ性を引き出す

喉の筋トレでより強い喉を手に入れよう！

では今日もいきなり飛ばしていきますよ！！まずは丹田エクササイズから！

喉から丹田まで、深いところから声とエネルギーが通る道を作ります。この通り道を【喉のパイプ】と呼ぶのですがおへそのあたり（丹田）までしっかり繋げ大きく太くすることで、ダイナミックなベルティングを習得することができます。

さっそくみんなで大きい声でやってみよう！リアーナのWe Found Loveに合わせて喉のパイプを開けていきます！！

みんなさっそくヘトヘトな様子。だけど、ほんのちょっとの負荷をかけること。これがすごく大事だからリアーナもう1回いきます！！

このリアーナ丹田、実は「一番好きです！」という人が多い人気エクササイズ！私も、やってるとエネルギーが湧き上がってくるから大好きなんですよね！

「まだまだ声落とせるよー！」「もっと大きい声出していこーー！！」とみんなのポテンシャルを引き上げるために叫んで煽ります（愛ある煽りね）

ジェットコースターのように、休む暇なく次のエクササイズいってみよう！Swing Downエクササイズ！

上体を振り子のように振り落として、なんのブロックもなく声を放り投げる感覚を身につけていきます。正しくやると「こんなに楽にパワフルな声って出せるんだ！」という発見とものすごく心地いい体感を得ることができるので、リベトレでしっかりと続けていきましょう！

丹田とSwing Downの合わせた上級編エクササイズの野球部ロングトーン！

軽く説明しながらみんなに真似してもらって、どんな感じか掴めたらさっそく実践いきます！

デモンストレーションでいい例と悪い例を紹介したんですが、この野球部の掛け声のような遠鳴り感。ものすごく気持ちのいい場所にカチッとはまった独特の響きにはメンバーのみんなもすごく興味があるようで、本当に野球グラウンドで声出すイメージだけでいいの？身体の使い方は？と、たくさん質問が飛び交いました。

ここまでのエクササイズでは喉を開ける力を鍛えていったのですが、世界の歌姫たちと同じ声を手に入れるには開ける力だけじゃなくて、声帯を閉じる力も必要。オープンハミングで鍛えていきましょう！

「撃たれた時の、うっ…！って感じを入れてねーわたし撃たれたことないけど！」と、笑いも起こりながら楽しく実践！

Lowエクササイズで体幹を鍛えて世界の歌姫たちと同じ声を！

このクラスの最大の試練の時間と言えるかもしれません。Lowエクササイズいきますよ！

Chico先生が今週も引き続きインスタライブでレクチャーして下さってたおかげで、動きのカリキュラムをしっかり覚えてるメンバーもいました！

今週から参加してくれたマンスリーPASSのメンバーさんが「ボイトレのつもりで来たら、こんなみっちり運動する時間もあるとは…（驚きでした）」と。そうなんです！リベトレはただのボイトレの時間にあらず！！

実はこんな時間もあるんです！

（ジャンピンジャック＆丹田ジャック。ジャンプしながら喉のパイプを広げる！）

（キックの時にフラつかないよう片足でしっかり立ちます。これが体幹！）

もちろん引き締まった身体を作るという目的もあるけど、何よりベルティングで力強い地声を支えるための体幹を鍛える！これが大きな目的です。

Chico先生がよくおっしゃるのが、世界に挑戦するために身につける必要があるものがとにかく体幹なの！声帯閉鎖って体幹が大事だから、そもそもこの体幹がないと声帯閉鎖ができない。それはイコール、世界レベルで通用する声ベルティングには繋がらないということなんだよね、と。

このLowエクササイズをやることで、しっかりと声帯閉鎖を入れられるだけの体幹を鍛えて、同時に引き締まった身体も手に入れられるなんて、こんな嬉しいことはないですよね！

すごく息の上がるきついエクササイズだけど、ベルティング習得という希望を見据えながら楽しんで取り組んでもらえたら嬉しいです！

心の声を解放して自分の中にあるカリスマ性を引き出そう！

地獄のカーディオを乗り切って休憩を挟んだ後は、心の声で表現力を磨いていきます。

休憩の時にみんなにヒアリングをしていました。

どんなことで悩んでる？

どういう風に自分の声が変わったら満足できる？と。

・音が高くなると裏声になってしまう。もっと地声の響きで力強く出したい！

・感情が昂ると、喉に頼って歌ってしまってすぐ声が枯れる

・中低音で声が裏返ったり、喉が詰まる感じがある

・高音で喉が力む。力みなく伸びやかに出したい

みんなそれぞれ悩みのタイプは違うんだけど、前半の筋トレでやったことを活かしてどんなテーマで課題曲を歌うか？それを自分に宣言することをやってもらいました。

例えば、

喉が詰まる悩みがあるなら、丹田エクササイズでやったおへそまで落としたあの感じを忠実に再現できるように挑戦する！

高音で裏声になってしまうなら、撃たれて、うっ…！となるみぞおちの圧をキープして絶対に地声で出す！

この自分への宣言が、悩みの解決スピードを加速させてくれるんですよ。

心の声とは？

心の声とは、私たちが声に出さずに心の中で叫んでる声のことを言います。Chico先生は、体幹のなさに加え「とにかく日本人は心の声が小さい！！！」といつも言っています。そのことに強い危機感をおぼえ、とにかく私たち日本人が世界で挑戦していけるように、みんなの心の声を解放しなくては！という理由からリベトレのカリキュラムに入ったという経緯が。

曲に入る前にみんなに、声に出さずに心の声だけで「苦しいよ…っ！」「ありがとーう！」と叫ぶことをやってもらいました。

ちなみに心の声で叫ぶということ、できない人はなかなかできないものなんです。マインド面でのブロックが入ったりして、すごく軽い「苦しいよ〜」になってしまったり。

みぞおちの圧がかかってることも心の声が解放されているかの見極めポイントの一つなんですが、この体感も踏まえて今月の課題曲This is meを。すごく人気があって、尚且つ難曲ですよね。

テクニックじゃなく、自分の魂と繋がって心から叫ぶことで湧いてくる歌う喜びや爽快感を感じていこう！